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2008.04.20

財務諸表

 取締役会に出席するのもはや4度目になりますので、だんだんと慣れてきました。現場での動きがトップにあがってくるときにはどんな形になるのか、反対にどんな仕組みを作れば円滑に会社が回り始めるのか。まだまだですが、段々とそういうものが見えてきました。

 遅ればせながら、そういったわけで今財務諸表の読み方をちゃんと勉強しています。そもそも数字がわからなければ会議の内容が全くわからないこともありますし、ちょうどいい機会です。昔買った財務の本を引っ張りだしてきました。
 昔よりも実際に財務内容を目にしている事もあり、理解度が格段に違うような気がします。予備知識が増えている事も影響しているのかもしれません。なんだかぽこぽこ頭に入ってきます。
 会計や財務の本を読みだして、ふと感じるようになったのですが、どこかにお金がとどまっている事はよくないような気がします。どこかからお金が入ってくれば、それが会社として一番利益を生む所(この場合の利益とは資本を増やす事以外にも会社の使命に沿うようなもの)の何かの形に変わり、それがまた利益を生むような、、。以前はお金がある事は何となく会社にお金が貯まっているようで、いい事のような気がしていました。常にぐるぐると滞り無く価値が回っているのが、健康な会社だということです。

 『生物と無生物の間』という本の中で、動的平衡という言葉が使われていますが、つまり生物とは常に体の中に何かが入ってきてそれが細胞になりいつかはその時間を終えて流れ出ていく。常に流れ続けていて、けれどもそれが何らかの形をなしているものであるという事です。川の流れのどこか一部分を取り除いて形になっているようなものでしょうか。生物の一生やその姿形は確かなものに見えていて、けれども実際にはそれは常に変わり続けていて、3ヶ月もすると以前の細胞は一つとしてなくなってしまうそうです。

 人は安心しようと今あるものを手放すまいとしっかりと握りしめます。その何かに執着する思い自体が自分を苦しめたり、いろいろな不都合を生んでしまう事が多々あるように思います。
 どこかに滞る事自体は生物にとっても経済にとっても不自然であるような、そういう思いがしました。

 さて話は戻りまして、のれん代の償却の仕方がようやくわかりました。昔よんだはずの本だったのに、よく内容がわかっていなかったみたいです。知識も滞らないようにしないといけません。

2008.04.20 | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)

Comment

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為末さんこんばんは。
昨夜出雲陸上欠場の知らせを受けまして、すこし心配しております。杞憂に終わるよう、信じて待っておりますね。

いま、年内までに簿記2級の資格を取るつもりで勉強をしています。ので、UPしてくださった内容についてほんのちょっとですが理解できたことがうれしかったです。「のれん代の償却の仕方」がツボに入りました。減価償却の計算、けっこう好きなもんで(*^▽^*)

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
メッセージを読んでいると、自然にこの「方丈記」冒頭部分が頭をよぎりました。方丈記や徒然草が現代のサラリーマンに多く読まれている理由がわかるような気がします。

投稿者: gracefulman (Apr 20, 2008 1:33:11 AM)

ふくらはぎ、お大事に。

たまに体が重いと感じた時、というより、空気が重いと体が感じた時、水中歩行します。
ほんとひたすら歩きます。
体に負荷をかけずに全身運動でき、筋肉(ぜんぜんないですが)も鍛えられてるような感じで・・
そして、とても気持ちがいいのです☆
為末さんも一度どうかなと思いまして・・
しかし、大切な身体、余計なことしない方がいいのかな。。感覚が鈍るかな。。
一度試してみて、ダメだったらやめてみては・・
あそして、おじいちゃんとおばあちゃんの人気者になれます☆

メッセージ、二度、ゆっくりと読ませて頂きました。
ゆっくりコメントさせて頂きますね☆

因みに、財務や会計の知識ゼロなんです。決算の帳尻が合ったためしがございません^^。

頭カランカラン~☆

投稿者: karen-t☆ (Apr 20, 2008 5:41:29 AM)

先人の方々は上手く言うものですね。。。
金は天下の回り物。。。
踏み出せば一つ違う世界が見える。
再認識した今日この頃です。。。

投稿者: WING (Apr 20, 2008 9:55:52 AM)

サッカーの中田英寿さんも、現役時代簿記の試験を受けられていたようですよ。

投稿者: シロ (Apr 21, 2008 12:02:48 AM)

 為末さん、おはようございます。お久しぶりです。
 今回のお話に関しての知識が全くなく、?が頭にいっぱい浮かんできました。繰り返し読ませてもらったんですが、全てはわかりませんでした。ん~難しいです。
 かなり遅いですが、オーストラリア合宿の写真拝見しました。湖の写真は、為末さんが以前おっしゃっていたキャンベラの人工的につくられたという湖なんでしょうか。湖に沿ってつくられた道がこの先がどうつながっているのか気になります。この景色を見ているとついつい時間を忘れてしまいそうですね。私も先日友達と京都の鴨川で半日を過ごしました。座って話をしていたらいつのまにか暮れ時、という感じでした。こんな時間の使い方もまたいいかなぁと話していました。
 さて今日は全国的に晴れのようですね。すでに外はぽかぽかで気持ちいいです。

投稿者: 茜 (Apr 21, 2008 8:08:50 AM)

生物の生命体から会社の仕組みをアレゴリ-するなんて、相変わらず面白くて、とてもわかりやすかったです。難しい内容でしたけどね。
またしても、静かに激しく突かれました。
地域に生息する生物とそれを取り巻く気象 ・土壌 ・地形 ・光 ・温度・ 大気などをひとつの生命体いや生命の生態とするなら(生命を外部の外部によるさらに外部からの視点になりますが)、生物は自分にあった環境に重点をおき、適した環境を求め、その環境なしには生きていけないのでしょうね。
細胞もその適した環境の中で役目を果たしては、目に見える変わらぬ外部の姿形の裏側で、消えてなくなってるのか、また適した場所を求めて静かに地球全体の生態へと流れ渡っているのでしょうか・・。元の一つの場所へと。
しかしながら、細胞や遺伝子にも突然変異があるように、また、川の流れも天災により速い時もあれば遅い時もあるように、物体にあたれば泡ができたり、遮ったりと、
一定の循環の“流れ”の中で不規則な流れがあるとするなら

なんでしょう、人生の流れにも例外というものがあるような気がします。
偶然か必然かはさておき。

また『生物と無生物の間』の“あいだ”が“ちがい”ではないところにも、流れを感じます。
そして、そこには愛も。
生命の本質が“動的平衡”であるならば、その本質である命を生みだそうとする流れの力は、頭では理解できない何か神秘な力が作用しているのかも知れませんね。

なんて言うのでしょうか・・その・・☆

20日、晴天◎

投稿者: karen-t☆ (Apr 22, 2008 11:35:03 PM)

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